1. 開端 (アル・ファーティハ)
14Dec08
章の説明:
本章はクルアーンの冒頭の序説で,開端〔アル・ファーティハ〕章と名付けられ,マッカ時代最初期の啓示の一つで ある。これは全クルアーンの精髄であり,また強い祈りの語気をおび,アッラーが示された祈り方の模範である。われわれがアッラーを讃え,アッラーと人間の 関係を(隈?)想し,または礼拝を捧げるときなど, 日頃つねに唱えるので,7つの繰り返される諸節の章,礼拝の章,祈りの章などとも呼ばれる。また讃美,謝恩,本源,至宝,一切,治療などと多くの章名で呼 ばれている。
およそアッラーヘの讃美が,われわれの深奥の(魂)から発するならば,それはアッラーの御心と合致するのは自然である。すなわち讃美の 誠を傾けて礼拝を捧げることによって魂は高揚される。そこには真と善との調和があって,あらゆる悪や不幸は締め出される。アッラーを明確に意識して,御前 にまかり出で(第1,2,3節),その無限の偉力,有り難さの中にひたり,いちずに服従,帰依しまつり,アッラーの導きと助けの下に(第4節),正しい心 の持ち方行為のあり方を自然のうちに会得し(第5,6,7節),正しい道を行く,イスラームの秩序ある平安な日常生活がうちたてられる。かくしてアッラー の恩恵を十分に与えられ,現世および来世において至上の幸福を成就することになる。
1. 慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。
2. 万有の主,アッラーにこそ凡ての称讃あれ,
3. 慈悲あまねく慈愛深き御方,
4. 最後の審きの日の主宰者に。
5. わたしたちはあなたにのみ崇め仕え,あなたにのみ御助けを請い願う。
6. わたしたちを正しい道に導きたまえ,
7. あなたが御恵みを下された人々の道に,あなたの怒りを受けし者,また踏み迷える人々の道ではなく。
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